AUS遠征から帰国しました!

オリンピック, 瀧澤宏臣から

昨日帰国しました。
そしてそのまま米沢へ戻ってきました!
やっぱり日本は暑いですね~!!
これぞ日本の夏!
でも、これが毎日続いていたのかと思うと、そりゃへばってしまいますね・・・。
さて、今回はオーストラリア国内に入ってから発覚した信じられない自分のミスから始まり、帰国便に乗るまで、今まで体験したこと無いような様々なトラブルと出会いました(笑)

その中でもトラブルを切り抜けてきたこと、そして結果的には帳尻合わせられて帰国できたことに感謝です。
捨てる神あれば、拾う神有り、とは良く聞きますが、捨てられたと感じた瞬間に諦めたら、拾う神とも出会えません。
やっぱり粘りが大事です(笑)
目的に向かって、進み続ける事が大事です。
トラブル(困難)は必ずやってくるものです。
でも、諦めず、粘り強く、そして頭を働かせつつ周囲の力を借りてそれに立ち向かっていけば、必ず道は開けることを、今回改めて学びました。
さて、今回は12名という大所帯でのANC参戦。
新たにスキークロスにチャレンジしてくれる選手も数名参加してくれて、新たな希望達との嬉しい遠征となりました。

しかし今回のレースは悪天候に阻まれ、残念ながら予選タイムトライアルのみで最終リザルトが決まるというスキークロスとしては少々残念なレースとなってしまいましたが、そんな中、健児が1戦目でトップ、2戦目で2位というタイムで大幅なポイント更新。
僕は2戦とも3位(なんだかここのレース3位というのが定位置みたいになってる?!)、ハヤトも2戦とも4位とこれまた大幅なポイントアップ成功!
公式戦初出場の吉越一平も5位、6位となり、ポイントもきっち獲得!
その他の日本人選手も上位に入り、ほぼ全員がポイントの更新に成功したと思います。

まぁ実戦感覚を磨いていきたいという目的を達成するには少し物足りなかったけど、クロスコースでトレーニングできたと思えば、まずまず良い内容だったと感じています。
しかしながら、これからの課題点はそれこそたくさん・・・。
まずスキークロスにはナショナルチーム自体が無いに等しい状態で、当然予算も無い。
お金も人材も無いに等しい中で個人がそれぞれの範囲で精一杯やっている。
スタッフを連れいていくにも選手がお金を出し合って連れていくか、個人的に自腹でボランティアとしてやってくれているという状況です。
いわゆる情熱だけの世界です。

そうなると、例えば情報戦に対してはとても弱くなること必至。
オリンピックシーズンは水面下で色々と蠢く時でもあります。
スタッフがいないという事は、EU諸国が知っている事も我々は知らないという状況が起こりやすいということでもあります。
すでに起こってしまっていますが、その一つの例として今季からW杯に出る為に必要なFISポイントが引き上げらる、というルール改正案。
これ、先シーズン後半には提案していこうという話しが出ていた筈なので、W杯シリーズ戦が終了する頃には他国は絶対知っていたはず。
バンクーバー前は日本人スタッフが、新たなルール案やシステムが話し合われるワーキンググループに一人入っていたので、こんな話しが出てきている等々、色々聞けていました。

が、今回我々は6月にFIS側からのメールが来るまで全く知らなかった・・・。
知ってからも、すでにシーズンは終了してしまっている為、当然対応は何もできず、来季は国枠1となってしまった・・・。
ちなみに、国枠が増えるタイミングはレースシーズンが終了した春先と、2月1日の2回のみ。何故このタイミングなのか、理由はわかりません。

他国コーチとの密接なやり取りがある状況にあれば、そんな噂が出ているくらいでも聞きつけていれば、春先にヨーロッパ行ってポイント取りに行くという対策を取ることもできた訳ですが、すでに後の祭り。

オリンピックに出る為には、まずワールドかプランキングで32位以内に入っている事が条件になります。
その為にはワールドカップをきっちり戦える状況になければ、本当に厳しい世界が待っています。
今のワールドカップのレベルで、しかもオリンピックシーズンにたった一人でW杯を戦っていくという事がどんなに厳しい事か、我々は知っています。
そんな状況下でオリンピック出場を目指す事は、本当に本当に厳しいですが、絶対に諦めません。
考えているのはメダルを獲りに行く事だけ。
それを念頭にトレーニングを続けていきます。
そして、こんな状況下でも、僕たちの情熱に賛同してくれる人たちの思いに報いたい。
なにより、スキークロスという種目が存在している事を、もっと世の中に広めていきたい、そういう思いの中での13/14シーズンのスタートとなる遠征だったと思います。
さて、今回はマレーシア航空の中井さん(スキークロスが日本で本格的に始まった頃からSX参戦してる方)に多大なる協力をいただき、ビジネスクラスでメルボルン~日本間の往復ができました。
荷物も沢山持っていけたし、疲労感はほぼ無し。
座席の違いでどれほど移動中の疲労に違いが出るのかを、改めて感じ取ることができました。

ということで、早速今日からトレーニングスタートです。

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